第二仮説を建てる

見ないでください。

共同制作罪

■基本的にヒトには聞こえない声で喋っているが。

あのおっさん、兵庫県で斉藤元彦に投票したと言っていたがウソだ。後半で島根のヤクザだって言ってたぞ。

地方出身者の息子たちが東京に行って、なんとなく成功しているのかいないのかわからないけど音沙汰がない。新自由主義に乗ってうまく行っていてほしい。しかしうまく行っているのかいないのかわからない。連絡はない。どうせならうまく行っていてほしい。そういう寂しさの中で、経済の好調だけを神に祈る。

いくばかりの寂しさか?

そういう状態では田舎から革命が萌芽する可能性もない。そしておそらく都市に行った息子たちは田舎の父母より貧しい生活を送っている。

田舎のヤクザがYouTube陰謀論に洗脳される。その根底にある心からの寂しさの国。これが全世界に共通しているのか。

レッドパージ・デカップリングの返り血

レッドパージ・デカップリングが共産主義の切り放しだとしたら、宗教共同体思想と労働共同体思想の切り放しになる。その場合、我々民主主義側の共同体思想から労働共同体的なる物がことごとく軽んじられ、時に攻撃されることにもなり得る。具体的に言えば、社会主義的なる物、公営事業への攻撃と解体、機能不全、機能弱体化だ。

しかし、レッドパージ・デカップリングが単なる中国の過剰生産へのやっかみだとしたら、デカップリングが起きたとしても刹那的でその後は中国の立ち位置が以前よりより強固に復活してしまうだろう。

どちらにしても、我々市民が被る不利益がある。両方同時かもしれない。

なぜ騙されるのか

■現代人が騙される理由

大局観がない会話

誰が誰を嵌めるのか、何の為に嵌めるのか、最新の技術では出力から物を見る。ディープラーニングはこの手法を使うのに、なぜAIと同じく出口から物を見ることを人はしなくなってしまったのか?

近視眼的見聞が、騙されることに一役買っている。それは(ソースはどこだ)や(矛盾の付け回し)と言ったネット談義の所作にナッジされた結果だ。つまりネットで話す人々はその時点で騙しに弱い議論のスタイルを強いられている。

結論の出ない会話をワザとさせられているのだ。

 

日本の格差社会の実情

■おもしろそうな人が市長に当選してしまう、長期停滞低成長下降社会の今。

日本の格差社会の実情を我々は捉えきれていないのではないか?

実力があっても出世できないのはなぜか?決まりがあるからである。あなたはここまでの人間と入社時、大学卒業時、あるいは出生時に決まっているから。そしてそれは本人に告知される事は無いので、ボンヤリとしかわからない。

最低賃金以下で働く人間が居る町で、統計が意味をなすのか?彼らは選挙権も声も持たない。人間として生まれ、人間として生活しているが、人間と社会が認めないのだ。人間ではない人間がこの日本には居る。上にも、下にも。

一方、多くの職場では同質の他者が毎日馴れ合っている。通信とアウトソース化が原因だ。顔を見ないのだ。

切り崩される社会基盤は、そういった未認知のエリアで起こっている。

だから問題に対処できないのだ。

それは言論の自由ではない

■hateを振り撒くのを見て、「酷い自由だな…」と思わされ、counterとの揉み合いを見て、「どっか別の場所でやってくれ…」と思わされる。hateとcounterが和合しているのを見て、「まあ良いけど…なんだかなぁ」と思わされる。

一連の流れが全部理解できればいいのだが、断片的に見せられると多くの路傍の傍観者には「言論の自由なんか無くなっちまえばいいんじゃねぇのか…」という間違った結論に導かれてしまい、現実、そういう空気が醸成されつつある。

それが狙いなのだという事。

民主主義の破壊は、人々の民主主義の放棄からしか始まらない。我々は蜂起から放棄に書き換えられてしまっているのだ。故にこの日本で人々の疲れと自傷に支えられながら、夢を奪われた失望の人生放棄者が、民主主義放棄のテロリズムの爆弾を抱えさせられた殉職兵に改造されるのだ。

最初の出だしが間違っている。自由として許可している物のいくつかに紛れて、許可してはならない物が混ざっている。

再生数稼ぎと革命運動が並列の世界

■ロシアの融資

ロシアのピンクスライムにとって、共産主義活動も、youtubeの再生数稼ぎも、テロも、自傷も、お笑いも、利用できる物ならなんでもいっしょ。

民主主義の危機とは、先進民主主義国に対する独裁主義の挑戦である。

独裁的企業、民主主義的企業という色分けは難しいが、確実にそれらが別れ始めている。さらに良くないことに市場を支配的なのは独裁側の企業体であるということである。

これが一番恐ろしいのだ。