■hateを振り撒くのを見て、「酷い自由だな…」と思わされ、counterとの揉み合いを見て、「どっか別の場所でやってくれ…」と思わされる。hateとcounterが和合しているのを見て、「まあ良いけど…なんだかなぁ」と思わされる。
一連の流れが全部理解できればいいのだが、断片的に見せられると多くの路傍の傍観者には「言論の自由なんか無くなっちまえばいいんじゃねぇのか…」という間違った結論に導かれてしまい、現実、そういう空気が醸成されつつある。
それが狙いなのだという事。
民主主義の破壊は、人々の民主主義の放棄からしか始まらない。我々は蜂起から放棄に書き換えられてしまっているのだ。故にこの日本で人々の疲れと自傷に支えられながら、夢を奪われた失望の人生放棄者が、民主主義放棄のテロリズムの爆弾を抱えさせられた殉職兵に改造されるのだ。
最初の出だしが間違っている。自由として許可している物のいくつかに紛れて、許可してはならない物が混ざっている。